化学物質リスクアセスメントとは

化学物質やその製剤の持つ危険性や有害性を特定し、それによる労働者への危険または健康障害を生じるおそれの程度を見積もり、リスクの低減対策を検討することをいいます。

労働安全衛生法により、ラベル表示・SDS交付義務のある化学物質(厚生労働省 職場のあんぜんサイト 表示・通知対象物質一覧・検索 )について、リスクアセスメントの実施が義務付けられています。

化学物質リスクアセスメント(RA)の進め方

  1. 調査:毎年対象化学物質について、調査票 により使用状況を調査(年間使用量500g以上を対象)
  2. RAを実施し、C票CB結果を室に提出(C票、D票記入例
  3. リスクが高い場合、改善対策と再評価を行った後、D票(改善)を室に提出
  4. RAの結果を作業場所に掲示するなど、グループ内で共有

コントロール・バンディングについて

「コントロール・バンディング」とは、化学物質の健康有害性についての簡易なリスクアセスメント手法です。以下のツールが公開されています。